よりセクシーな香りは?
ゲランでしたら、Mitsoukoは魅惑的な香りです。または初期のShalimar、そしてイヴ・サンローランのOpium、
ディオールのAddictなども挙げることができるでしょう。男性香水でしたら、ゲランのHabit Rouge、
またはあまり紳士らしくはないですが、キャロンのHomme。
では、よりロマンティックな香りは?
エスティーローダーのPleasuresは結婚式の大きな花のような、またはゲランのIdylle、
結婚のブーケに潜んだシプレのイメージ。男性香水でしたらジャン ポール・ゴルティエのLe Mâle、
やんちゃ、というより夢想的だと感じます。
避けた方がよい香りは?
自分の母や父と同じ香り(香水)を贈ること。
“私の人生の男性”
Daniela Andrier, parfumeuse chez Givaudan
ダニエラ・アンドリエ ジボダン社 パフューマー
あなたにとって、愛はどんな香り?
香りはその人にとっての名前のようなもの。100%身に纏う人と一体となります。
私にとってそれは愛する男性の香り。
プラダのInfusion pour Hommeは清潔感があり、温かい肌を感じさせるイリスのコロン。
無垢でセクシー、繊細で官能を思わせるオレンジフラワー。
愛のさめる匂いは?
肌の香りをふさいでしまうような、強い香り。
よりセクシーな香りは?
反対に、重くならず、気持ちが高ぶり、高揚するような香り。それは秘密にしておきたいのですが、
あえて言うならば、クリニークのAromatics Elixir。
では、よりロマンティックな香りは?
キャシャレルのAnaïs Anaïs。ディオールのEau Sauvage。
そしてバレンタインデーのデザートには、プラダのCandy。
避けた方がよい香りは?
自己を語るような香りをつけすぎないこと。
“やわらかさと、静寂、対する根強さ”
Frédéric Malle, éditeur de parfums
フレデリック・マル パルファンエディター
あなたにとって、愛はどんな香り?
飽きのこない香り
愛のさめる匂いは?
なくてはならないもの。
よりセクシーな香りは?
先験的に、アンバーオリエンタルな香り(註: ゲランのShalimar、カルバンクラインのObsession、
ヴァンクリーフ・アーペルのOrchidée Vanille、フレデリック・マル、エディション・ドゥ・パルファンのMusc Ravageur)。
しかし他にもいくつもの人を魅惑する香り、エロティックな香りは存在します。
バレンタインデーにどのような香りを贈りますか?または纏いますか?
モーリス・ルーセルが調香したDans tes bras。ムスク、アンバー、ウッディがルービックキューブのように配置された、
プライベートな、肌の温かさとやや塩気を感じさせる香り。
註:書籍 De l'art du parfum, de Frédéric Malle より引用
“情熱の赤”
Nathalie Lorson, parfumeuse chez Firmenich
ナタリー・ローソン フェルメニッヒ社 パフューマー
あなたにとって、愛はどんな香り?
たくさんあります…けれど特にあたたかさ、強さ、病みつきになるもの。すぐに思い浮かぶのは、バルサム調、樹脂、
バニラ調、スパイス調、百合やガーデニアのような厚みのあるフローラル調の香りなど。同時に、アニマル調、レザー調、
ハチミツ、ピーチなどの果汁たっぷりの、またラズペリーなどの赤いフルーツ。肌のような印象、ミルキー、ムスク、パウダリー …
愛のさめる匂いは?
ありません。間違ったようにとらえているだけではないでしょうか。
よりセクシーな香りは?
ゲランのシャリマーとクリニークのAromatics Elixir。よく知っている相手にだけ贈りたいですね。
若い方には、ディーゼルのLoverdoseやグルマンなフローラルにカフェの苦みのキャシャレル/Amor Amor Forbidden Kiss。
男性には、妖艶なベチバーが魅惑的なラリックのEncre Noire 。野性的なウッディ&スパイシーのザディグ&ヴォルテールのLa Pureté For Him。
では、よりロマンティックな香りは?
ケンゾーのFlower by KENZO、ニナリッチのNina、グッチのFlora、男性香水ではPail Smith Man
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