見渡す限りの広い青空、太陽はまぶしく照りつけるが、空気が乾燥しているためか気温ほどの暑さは感じない。時折風にのって漂うジャスミンの香りは濃厚で艶やかだがさわやか。木陰に入ればひんやりするほど涼しく、日向とのコントラストが気持ちいい。ジャスミンの香料を1L作るために、約800kg~1000Kgの小さな白い花が必要だそうだ。その量の花を手摘みで採るためには大変な人手と時間を要するだろう。グラース産の香料が数百万円/kgというのも納得できる。
1930年代、Rose centifolis 3,000トン Jasmin Grandiflorum 1,800トンだった生産量は今では激変し、10分の1以下となってしまったそうだ。
ガイドの時期、日時は開花状況により変更されます。必ず事前にお問い合わせください。
Le Domaine de Manon
36,chemin du Servan
Plascassier Village
06130 GRASSE
TEL 04 93 60 12 76
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当時、畑で摘み取られた花から精油を採るために使われていた
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